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2022.04.04マウスピース矯正ワイヤー矯正後戻り矯正部分矯正

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いとメリット・デメリットを解説!

目次

1.正しい歯並びとは?不正咬合はどのような歯並びのこと?

2.ワイヤー矯正はどのような治療?

3.マウスピース矯正はどのような治療?

4.ワイヤー矯正に関する4つのメリット・デメリット

5.マウスピース矯正に関する3つのメリット・デメリット

6.矯正方法のメリットデメリットまとめ

一昔前より歯列矯正は身近な治療になってきました。

ご自身の歯並びを治そうと矯正治療について検討しても歯並びの矯正の方法はさまざまで、迷うこともあったと思います。

今回は、歯並びの種類とそれに応じた治療法を分かりやすくご紹介します。

1.正しい歯並びとは?不正咬合はどのような歯並びのこと?

ばなな歯科・矯正歯科恵比寿のインビザライン

歯並びに関する悩みというと、前歯のデコボコや受け口について気にされる方が多いのですが、上下の歯が正しい位置で噛み込めているかということもとても大切です。

歯をよく見ると大きさや形はそれぞれ異なり、それらの歯が上下間でうまく噛み合うのが理想的な歯並びです。

矯正治療の分野では、上下の歯を噛み合わせた状態で、上の奥歯の第一大臼歯(6歳臼歯・前から6番目の歯)と、下の第一大臼歯の噛み込み位置を基準にして判断し、いくつかの歯並びの状態に分類しています。

※奥歯を頬側から見て、ご自身の歯並びがどうなっているかを確認するには歯科医院で聞いてみてくださいね。

なお、歯並びが悪いことを歯科用語では不正咬合(ふせいこうごう)と言い、不正咬合の代表例をご説明します。

・上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる出っ歯と呼ばれ、下の歯より上の歯が大きく前に出ています。上顎に対して下顎が小さいことや、幼少期の長期にわたる指しゃぶり等が原因で歯だけが前に出てしまっている状態です。遺伝もあります。

反対咬合(はんたいこうごう)、下顎前突(かがくぜんとつ)

一般的に受け口と呼ばれ、下顎が上顎より前に出てしまっている反対咬合の状態です。噛み合わせに大きく支障が出るので、食事がとりにくかったり、発音が難しいので聞き取りにくい言葉がある場合もあります。

矯正治療のみで治せる症例と、外科的な手術が必要な症例があります。

・叢生(そうせい)

顎の大きさに対して歯が大きいと、顎の骨にアーチ状で歯がきれいに並ぶスペースがなくなります。そうすると歯がでこぼこと前や後ろ、斜めに生えたり、部分的に重なったりしているような状態です。八重歯と言われる歯並びはこの典型です。

・開咬(かいこう)、オープンバイト

奥歯でしっかり噛んだ時に上下の前歯にスペースができてしまって、物を噛みきることができない状態の噛み合わせです。幼少期の指しゃぶりや、舌を上下の前歯に挟んでしまう舌癖などが原因です。

矯正治療で歯並びを治しても、舌癖が治らなければまた元の歯並びに戻ってしまうこともあるため、矯正と一緒に舌の正しい動かし方を学ぶトレーニング(MFT)が必要です。

・交叉咬合(こうさこうごう)、クロスバイト

上の歯が下の歯に被さるのが一般的に言われる正常な歯並びですが、歯並びの途中で交差してしまっている状態を指します。一般的には、上の奥歯が下の奥歯の内側に入ってしまっている状態を呼びます。奥歯の横方向の噛み合わせ関係の異常と、前歯部分の前後方向の噛み合わせ関係の異常があります。

咬合の歪みから将来的に顎関節症を誘発することもあります。

・過蓋咬合(かがいこうごう)、ディープバイト

噛み合わせた時に、上の前歯で下の歯が深く覆われている状態の不正咬合です。この噛み合わせの場合、下顎の可動域が狭まり、下顎に負担がかかりやすくなります。

また、噛み合わせた時に、下の歯が上の歯を突き上げるような刺激を常に与えることで、歯の根っこが短くなってしまう可能性もあります。

・空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯に隙間がある状態です。フロスや糸ようじを通した際に抵抗なくスカスカする場合や、写真を撮った時に隙間が目立つ方がいらしゃいます。

・切端咬合(せったんこうごう)

噛み合わせた時に、上下の歯の先端だけが当たる不正咬合です。一見すると問題無いようにも見えますが、先端だけに負担がかかり続けると摩耗したり、先端だけが欠けてしまったりします。

このように不正咬合にはたくさんの種類があり、それぞれに治した方がよい理由があります。

また、不正咬合はひとつだけでなく、複合的に絡んでいることも多いです

不正咬合の程度によっても治療方法が異なりますので、気になる方は当院ばなな矯正歯科恵比寿までご相談ください。

2.ワイヤー矯正はどのような治療?

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットという小さな装置を付けて、そこにワイヤーを通して徐々に歯を動かしていく方法です。

細くて柔らかいワイヤーからスタートし、徐々に太くて固いワイヤーに交換しながら最終的に綺麗なアーチ状の歯並びを目指していきます。ワイヤーの角度を変えたり、様々な装置を併用することであらゆる方向に歯を動かすことができるため、治療の対象範囲も広がります。

かつてのブラケットやワイヤーは金属色が主流だったので矯正装置は目立つという印象でしたが、近年では白や透明の目立ちにくいブラケットも開発されており、ワイヤー矯正に抵抗を持つ方が少なくなってきました。

ばなな矯正歯科恵比寿では、全ての患者様に白いブラケットをご提供しています。ワイヤーの種類はシルバーとホワイトからお選びいただけます。

また、ワイヤー矯正は、患者様が矯正装置を取り外すことはできないため、面倒な自己管理は不要です。初めはワイヤー矯正装置に対して、喋りにくい・食事が取りにくいなどと感じられる方もいらっしゃいますが、慣れると問題なく日常生活を送ることができます。

なお、新しいワイヤーを入れてから数日間は、歯が移動することによる痛みが生じます。この痛みは、歯の移動が終わると落ち着きますのでご安心ください。痛みがひどい場合は痛み止めを服用いただいても構いません。

3.マウスピース矯正はどのような治療?

マウスピース矯正とは、マウスピースを毎日20時間以上装着し、徐々に細かく歯を動かしていく方法です。現在の歯並びから少し理想的な位置に並べた1枚目のマウスピース、またそこから少し並べた2枚目のマウスピース・・・というように、2週間〜3週間かけて1つのマウスピースを交換しながら、最終的に理想の並びに歯を動かしていきます。

初めはマウスピースを装着することに違和感を感じたり、ワイヤー矯正同様に歯が動くことによる痛みが生じたりしますが、数日もするとマウスピースに抵抗なく歯が収まるようになり、痛みも感じにくくなります

なお、スペースを作らないと歯が綺麗に並ばないケースのときは、IPR(アイピーアール)をすることがあります。IPRとは、歯と歯の間を少しだけ削って歯が動くスペースをつくることです(別名、ディスキング、ストリッピング、スライシングと呼ぶこともあります)。

歯を削ると聞くと不安に思われる方もいらっしゃいますが、エナメル質の厚みが2~3mmに対して、IPRで削るのは最大0.25mm程度です。従って、IPRで歯がしみるようになったり、むし歯のリスクにはなりませんのでご安心ください。

>>>IPRとは?マウスピース矯正の治療方法について

4.ワイヤー矯正に関する4つのメリット・デメリット

ばなな歯科・矯正歯科恵比寿のワイヤー矯正

メリット

124時間矯正力がかかるため、歯を動かしたい方向へ確実に動かすことができる装置はついたままになるため、何もしなくても24時間矯正の力が働きます
2細かい歯の角度や並びを微調整することができるワイヤーをねじってトルク(歯を動かす際の回転力・ひねりの力)をかけることをかけたり、ワイヤーを自由自在に曲げたりすることで細かい調整が可能です。動かす量が多い場合は特に仕上がりが綺麗です。
3歯科医師による施術が中心のため、患者様自身に自宅でしてもらうことが少ないブラッシングは勿論必須ですが、矯正治療において患者様ご自身でしなければならないことは少ないです。矯正治療の工程によっては、装置と装置をゴムで引っ張り合う作業が必要になる場合があります。
4歴史が長い分、症例数が多いマウスピース矯正と比較すると、無数の症例があるため、多くの方に安心して矯正治療を受けていただくことができます。

デメリットと改善策

1装置が粘膜にこすれて口内炎ができるはじめのうちはブラケットが当たって口内炎ができる方もいらっしゃいます。お口の中にブラケットが当たって痛む場合は、ブラケットを保護するワックスでカバーして痛みを軽減させることもできます。
2食事が取りにくくなる慣れないうちは噛むこと自体に痛みを感じたり、硬いものが噛みにくくなります。また、繊維系のものや葉物の野菜などは装置に絡みやすいので、丁寧に歯磨きをして取り除きましょう。ガム、キャラメルなどの粘着性のあるものは、ブラケットにくっつきやすいので食べない方が無難です。
3複雑な装置がつくことにより、歯磨きが困難になる今まで通りの歯磨きではおそらくプラーク(歯垢)がとりきれず、セルフケアのみでは不十分になる場合があります。当院では、ワイヤーを交換する際に適宜お口の中のクリーニングを行いますので、ご安心くださいね。
4磨けない歯が増えることで、むし歯のリスクが高くなる歯磨きが不十分で歯垢がついたままになると、ミュータンス菌が多くなり、むし歯リスクが高まります。更にブラケットが付いているため、むし歯を進行させるラクトバチラス菌も増加させます。(ラクトバチラス菌は歯のツルツルした面には生息できず、むし歯の穴や装置などザラザラとした面に発生します)

5.マウスピース矯正に関する3つのメリット・デメリット

メリット

1目立たないマウスピースと歯の表面につけるアタッチメント(クリアコレクトのみ)も透明ですので、よく見ないかぎり、他人に気づかれることも少ないでしょう。
2粘膜に装置が触れることもなく、痛みも少ない歯が動くことによる痛みはワイヤー矯正同様に生じますが、口内炎など粘膜に痛みが及ぶケースは稀です。
3マウスピースは取り外し可能なので衛生的マウスピースを外して従来通りの歯磨きを行うことができます。ブラケットをつけるよりも、むし歯になるリスクを下げることができます。

デメリットと改善策

1マウスピースを20時間以上装着する管理を患者様がしなければならない基本的に食事時以外はマウスピースをつけたまま過ごします。マウスピース矯正に慣れてくるとつい面倒になり、つけない時間が多くなる人もいます。つけない時間が長くなればなるほど矯正の進み具合が遅くなり、治療期間が長引くことになります。「きれいな歯並びを手に入れたい!」と、目標を持ってマウスピースを忘れないようにしましょう。
2外食時のマウスピースの付け外しが煩雑家での食事は問題ないですが、外食時はやや面倒に感じるかもしれません。とくに旅行先で食事をしてそのまま紛失してしまうことも・・・ご自身の徹底した管理が必要になります。

 >>>自己管理をサポートするアプリもあるので、うまく活用してみてくださいね。

6.まとめ

矯正をする目的として見た目の改善を想像される方も多くいらっしゃいますが、噛み合わせの問題(不正咬合)などによる慢性的な不調の改善にも矯正治療を行うこともあります。

人によって歯並びの悩みは様々ですので、一度どのような歯並びを理想としているのか、どのように治していきたいかご相談ください。

前述の通り、ワイヤー矯正とマウスピース矯正にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。治療期間や費用もそれぞれに異なりますので、ご自身の歯並びから生活習慣、ニーズに合った方法で綺麗な歯並びを目指しましょう。

当院のHPからご予約の方は初回のカウンセリングとご相談が無料です。無理な勧誘などもありませんので、お気軽にご相談ください。

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